我が家では子供の近視治療として、寝るときにコンタクトをつけて、日中は裸眼で生活できる視力を保ち、近視進行の抑制効果もあると言われているオルソケラトロジー治療を行っています。オルソケラトロジー治療については、以前の記事を参照ください。今回は、治療にかかる費用について記載します。オルソケラトロジー治療は、保険適用外の自費治療になるので、ある程度の費用がかかります。通われる眼科によって差があるかもしれませんが、これから治療を始めようと検討されている方の参考になればと思います。
オルソケラトロジー治療にかかった & かかっているお金
額が大きかったり継続的にかかるものを中心に記載します。
項目 | 費用 | メモ |
コンタクトレンズ1日レンタル時の預り金 | 40,000円 | レンタルしたレンズを返却すれば戻って来るお金です。 |
レンズ代(両目) | 158,620円 | 次の備品代等を含みます。 ・日中にレンズを収納(消毒)するケース ・レンズを落として排水溝に流れるのを防止するマット ・洗浄液 ・装着液 ・1週間後検診代 ・1ヶ月後検診代 |
定期検診費用(1回分) | 3,000円(年間12,000円) | 1ヶ月検診後から3ヶ月検診毎にかかってきます。 |
レンズ洗浄液(1本) | 1,650円 (我が家では1ヶ月に1〜2本使用しているため年間40,000円ほど) | オルソケラトロジー専用の洗浄液です。レンズの洗浄と保存用の液として使用します。洗浄するタイミングは、朝外した後と、装着直前です。眼科でしか購入ができません。 |
レンズ装着液(1本) | 810円 ※Rakuten24 送料別 | ドラッグストア等で購入可能なハードコンタクトレンズ用の装着液です。装着前のレンズに1滴垂らした後に装着します。 まだ初回に渡されたものを使っていて、新たに購入してはいません。1年で1本くらいだと思います。 |
参考(洗浄液などのケア用品情報)
レンズ洗浄液:ピュアエメラルド
レンズ装着液:マイティア ハードレンズ 装着液
その他の費用
メガネ
コンタクトレンズをすれば日中は、裸眼で過ごすことができますが、目の調子が悪い場合や、体調が悪い場合など、コンタクトができない場合がでてきます。そのような場合には、元の視力に戻ってしまうため、メガネは必要です。フレームやらレンズのコーティングやら、メガネの金額もピンキリですが、使う頻度は多くないと思いますので、お求めやすい金額のメガネで良いと思います。
コンタクトレンズの紛失(想定外の支出)
旅行先にレンズを持っていった際、片目のレンズを紛失してしまい、片側のレンズを新たに購入するということになってしまいました。レンズ使用期間が浅い時期で、子供もレンズが入っているのか、入っていないのか感覚がはっきりせず、レンズが目にくっついて外れなくなってしまったと勘違いし、旅行先でオルソケラトロジーを扱う眼科を探し受診しました。結果レンズは入っておらず、寝ている間もしくは、外す際に気づかず落としてしまったのだと思います。
レンズに傷が入り使えなくなったり、欠けたりして原型をとどめている場合と、なくなってしまった場合とでは金額が異なるらしく、紛失した我が家では、40,000円で新しいものを購入することになりました。通っている眼科の計らいで、通常新たに購入するよりも安くしていただけたようです。
紛失したといって、わざと新しいレンズを手に入れるといった行為をする人もいるらしく、レンズ代も高いですし、先生から疑われてしまうので、皆さんお気をつけください。
まとめ
コンタクトレンズ単体の費用も高額ですが、長く続けていく必要がある治療であることを考えると、洗浄液や定期検診費用なども負担になります。今のところ、眼科医からは、我が子の裸眼視力(レンズなし)は、レンズをする前から変わっていないと言われています。
「日中メガネなしで生活できる」、「裸眼の視力低下を防ぐことができる」という元々期待していたことができているので、今後も継続して続けていこうと思います。今回の情報が皆さんの参考になれば嬉しいです。
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