オルソケラトロジーとは
オルソケラトロジーは、寝るときに特殊なコンタクトレンズをつけることで、寝ている間に角膜の形状を変化させ裸眼の視力を改善する視力矯正治療で、日中は裸眼で生活できる視力になります。
我が家では、子どもが近視になり、近視進行の抑制効果があるといわれていること、日中眼鏡をつける必要がないこと、レーシックのような手術ではないことから、オルソケラトロジーをすることを選択しました。
半年以上治療をつづけていますが、子どもだけではコンタクトの着脱は難しいです。家族で協力して進められること、コンタクトのケアが十分にできること、毎日めんどくさがらずにできることが重要かなと思っています。
治療後視力の低下がみられず、日中の視力が十分でていることから、これまでの経験をブログとしてまとめておこうと思います。みなさんの参考になれば嬉しいです。
※治療は、眼科医の指導に従って行ってください。
つけはじめるまでの流れ
オルソケラトロジーをはじめるまでの流れを紹介します。時間がかかるものもありますのでご注意ください。
- 眼科調べ&予約
- 初診
- 1日体験
- レンズ注文
- 治療開始
- 定期健診
眼科調べ&予約
オルソケラトロジー治療を実施してくれる眼科は多くはありません。
ありきたりではありますが、インターネットでオルソケラトロジー治療を行っている眼科を調べ、予約をしました。はじめは受診しないといけない回数が多いこと、定期健診が必要なことから、通いやすい眼科が良いです。また、子どもの場合、平日の受診が難しいと思いますので、土日に診療を行っているかもポイントになると思います。
また、寝る前の装着や、起きてから外す作業は、装着する本人だけでなく、親にも慣れが必要なこと、治療開始までに、レンズの注文など時間が必要なことから、長期休みの初めの方に治療前の検査を予約し、休み中に装着がはじめられるように、計画されると良いと思います。
通っている眼科では、オルソケラトロジーの初診の受付は、1日1組になっていて、土日だと1カ月先まで予約がうまっている状況でした。治療を検討されている場合は、早めに眼科に連絡をしてみてください。
初診
初診で行われたことは次の3つです。
- オルソケラトロジーをつけても問題ないかの適応検査
- コンタクトを装着して視力が向上がするか確認
- コンタクトの装着練習
視力が向上するかの確認としてコンタクトを装着した状態で1時間ほど待っておく必要があることや、装着の練習に時間がかかったこともあり、初診は4時間ほどかかりました。
1日体験
初診で問題なければ、1日体験となります。初診の日にレンズをレンタルし、1晩装着後、翌日に視力矯正の効果を確認します。そのため、2日間眼科に通うことになります。レンズは1日で返却で、視力矯正効果が確認できれば、レンズの注文となります。
レンズ注文
我が家で使用することになったレンズは、海外から取り寄せる必要があり、ものが届くまで2~3週間程度かかるとのことでした。我が家の場合、お盆休み前の夏休み期間中に注文依頼をしたことが影響したのか、実際には4週間ほどかかり、夏休み期間中に装着をはじめたいと思っていたのですが、間に合いませんでした。
レンズの金額など、費用面については、別の記事にまとめたいと思っています。
治療開始
レンズが届いたら治療開始です。
定期健診
治療開始後、次のタイミングで定期健診がありました。
- 1週間後
- 1か月後
- 以降3カ月後毎
まとめ
オルソケラトロジー治療について、我が家が経験した治療の流れを紹介しました。私自身、オルソケラトロジーに関する情報を調べようと思ってもあまり見つからず、不安を抱えながら治療を始めたので、少しでも参考になればと思います。
費用面については、こちらの記事に書いてます。
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